皆様こんにちは。ライフトレーニング職員のTです。

ライフでは利用者さまの回復を支援するため、様々なプログラムを行っています。

それらプログラムは当然ながら、回復のために必要だと考えて行っているのですが、各利用者さまによって向き不向きがあります。

例えば認知行動療法では、自分の内面を掘り下げて考える箇所があるのですが、人によっては過去のトラウマを呼び起こすことになり、避けた方がいい場合もあります。

他にも体調や状況の変化によって、プログラムの内容が受け付けない状態になることもあります。

やってはいけないのは、そうした状態の方に対してプログラムを押し付けること。

どんなに素晴らしい内容だったとしても、受け取る人のことを考えなければ自己満足になります。

我々にとって大事なのは、いま目の前にいる人の、今の話をよく聞くこと。

そのうえで、その方の「今」に適したプログラムを提供することを心掛けています。

回復へ向かうための方法は色々あるので、利用者さま方との日々のやり取りを大切にしていきたいです。