ライフトレーニングに出会えて良かった

私は高校生の時から窃盗をするようになり

約１０年後に１度捕まりました。

警察署に身元引受にきた妻に

もう二度としない。と約束し

一緒に抱っこされて来ていた娘の顔を見て

もう私には娘もいるのだし窃盗はやめる。他の皆は窃盗せずに生活している。節約して生活していこう。

と決意したことを覚えています。

しかし、いつからか窃盗し始めてしまっていました。回数も1000回を超えていました。

買い物に行くと窃盗するのが当たり前、盗らないと損をしている、買う物は特にないが盗りたい物があるから買う物はなにかないか考えるというおかしい考え方までしていました。

罪悪感もなく犯罪をしていると思えなくなっていました。

そして今年５月、初犯から約10年後、２回目窃盗罪で捕まるも

もうやめよう。まだ自分の意志でやめることができると思っていました。

両親はここで初めて私が高校生の時から窃盗していたこと、捕まるのが２回目なことを知り、ほっとサポートに行こうかと行く意味なんてないのにと思っている私を連れていきました。

私は、窃盗症という言葉すら知らず、自分の意志でやめることができる自信があると話をしました。

しかし、ライフトレーニングを紹介され母も心配していることだし、と電話をしました。

職員と面談、時が経つとまたやると思うよー　と言われるも

そうなのかな、やめる意志は強いのに、でもここに通い窃盗症というものがどんなものなのか、自分が窃盗症と気づくことができるだろうかと思い、通所したいと思っていました。

クリニックで先生に経歴や思いを話すと窃盗症と診断され、自分ではそう思わないけど先生や周りから見れば私は窃盗症なんだと思いました。

７月から通所し２か月経過した今

ライフトレーニングの職員さんや仲間から窃盗症の特性・考え方・癖を学ぶことができ

当てはまっている、自分が窃盗症だなと認めることができました。

窃盗をもう一度しない考え方・対策を学ぶことができ、実行し継続する。

買い物中、窃盗をしていた頃を思い出したり、窃盗欲が出る時はあります。この思いがいつ消えるかわからない、一生消えることはないだろうか、消えないだろうなとも思います。

ストッパーを忘れることなく、対策を継続することが大事だと思います。

ライフトレーニングでは仲間がいると感じることができ、新しいことを学ぶことができ、自分が変わってきている、変わることができると思うため、通所できる限りし続けたいと思います。

ゆうちゃん