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通所して8ヵ月 2025.06.05

ギャンブル依存症ののぶです。

大学からギャンブルをし始めて、20年間ずっと様々なギャンブルにのめりこんでいました。

はじめは趣味程度でしていたのですが、どんどん刺激を求めて気づけば多くの借金を抱え込むまでになっていました。

うつの症状とギャンブルの二重苦で生活がままならなくなり、ギャンブル依存症から回復しようと決心して仕事を辞めて実家に帰り、自分と向き合う機会を作るようになりました。

はじめは自助グループやセミナーなどに通い回復しようとしていましたが、その間もスリップを繰り返していました。このままでは一生回復しないと感じ、以前から存在は知っていたライフトレーニングに連絡をして、通所をするようになりました。

自分は依存症だが通所するまではひどくない、自分の力でなんとかなるという考えがありましたが、今考えれば甘い考えで、自分が依存症だということを認めたくなかったのだと思います。

通所をはじめてまず一番驚いたのが、利用者さんが明るかったということです。自分は絶望を感じていたので気分も表情も暗かったと思います。通所を続けていくにつれ、その明るさは、回復に向けて前向きに考えているからだということを感じました。自分は、周りに迷惑をかけた、これ以上迷惑をかけられないから『回復しなきゃいけない』という考えだけでしたが、他の利用者さんは、回復をしてこうなりたい、あれをやりたいという考えがあり『回復したい』という気持ちがあるからなのかなと思っています。

ライフトレーニングで考え方のクセや自己理解、回復のための12ステップを学んだり、利用者さんと色々な話をすることによって、徐々に『回復したい』という気持ちが強くなってきました。そして、自分は依存症だということをやっと認められるようになりました。

自分を変えることはなかなか難しいことですが、その変化も楽しめるようにこれからもライフトレーニングで頑張っていきたいと思います。

 

真剣に今の自分と向き合ってくれてアドバイスやサポートをして下さる職員さん、共感したりなんでも話をしてくれたり聞いてくれる利用者さん、時には厳しい言葉もありながらも回復に向けて見守ってくれている両親に感謝をして、回復をし続けていきたいと思います。