弱い自分と向き合う日々 2021.08.04
私は、アルコール依存症の症状で当施設であるライフトレーニングに2019年10月から通所しています。
元々は重度の発達障害のADHD(注意欠如多動性障害)と双極性障害(躁うつ病)
をもっていて、現在は上記の3つの病名で障害者手帳の所持し障害年金も受給しております。
その他にも、病院の通院はもちろんの事ながら週に1度の訪問看護の受診と週に1度の福井県の依存症全般を対象とした自助グループに通って回復や社会復帰に向けて日々生活しております。
4年生大学を卒業するまでは特に支障なく日常をおくれたのですが、社会人として働き出すと仕事でのストレスや怒り、発達障害や双極性障害の行きづらさから不眠に陥り、その辛い現実から逃避する目的で飲酒を始めたのがきっかけでアルコール依存症になりました。
正直、アルコールの無い生活を始めた当初は我慢の断酒でした。
ただ、我慢の断酒だった為たまにストレスがたまり、なにかの引き金で感情が爆発すると飲酒する日がありました。
今現在でも、退屈になった時・うつ症状がひどい時・眠れない時の3つの時に飲みたくなったり、正直な所たまに魔が差して飲酒してしまう日だってあります。
数ヶ月前から、我慢の断酒を辞めてお酒を飲みたくなったらウォーキングに出かけたり、朝日が昇ってきたりする瞬間の空の夕焼け空をカメラに撮ったりして、お酒に代わる趣味としています。
これは、日本を代表する企業のトップである豊田章男社長の日々の習慣で、それを真似して私の日々の習慣に取り入れたものです。
おかげで、運動する時間と自然に触れ合う時間が増えて心と体の充実になっております。
心の健康と体の健康って本当につながっているのだなと実感している毎日です。
これからも1日1日を大切に日々私自身が今できることを1つずつやっていきたいです。
たとえまた飲酒をしたとしても、そんな自分をさらけ出してライフトレーニングの通所を継続していきたいです。
利用者 たくみさん