どうしようもなく救いようもない自分を変えなきゃ。どうにかして改善しなきゃ。両親を筆頭に、迷惑をかけてきた方々のためにも。これが自分に与えられた最後の機会だと。これがライフに通い始めたきっかけである。

現在ライフに通い始めて1ヶ月半ほど経った。ライフではミーティングを通じて意見を交換したり、自分を理解するためのトリセツを書いたりと様々なプログラムに取り組めている。通所する前は独りで孤独だった。ギャンブルは止まらないし、嘘で塗り固められた日々だった。それが、ライフに通ってからの日々では、仲間たちとのつながり、職員さんの暖かい支援、両親の協力のおかげで幸い今はギャンブルを止められている。日常がとても充実しているように感じることもできている。が、いつ何時またギャンブルに走ってしまうか自分でも分からない。でも今のつながりを保ち続けることで、少しずつではあるが回復への道は歩いていける自信もある。とてつもなく茨な道ではあるとおもうがいくら小さい歩幅でも一歩ずつ歩いていきたい。

利用者　麿呂(ギャンブル依存症)