自己肯定感について 2021.08.24
こんにちわ。皆様いかがお過ごしでしょうか?(^^)/
先日、合同ミーティングにて「自己肯定感」にさせて頂きました。
自己肯定感は依存症と密接な関係をしています。
自己肯定感が低いと依存症になりやすい状態と言われています。
利用者様からも自己肯定感を高めたい!との声を良くお聞きしておりましたので、合同ミーティングにて「自己肯定感」のプログラムを取り入れさせて頂きました。
自己肯定感は「6つの感」にて成り立っています。この中の一つが下がってしまうと、すべての感に影響してきます。
逆に、一つでも高くなると他の感にも良い影響があり、6つの感は繋がっているという事になります。
実際に6つの感を紹介させて頂きますと、
・自尊感情(自分が価値のある存在と思える価値観)
・自己受容感(ありのままを受け容れる感覚)
・自己効力感(自分には出来ると思える感覚)
・自己信頼感(自分を信じられる感覚)
・自己決定感(自分で決定できるという感覚)
・自己有用感(自分は何かの役に立っているという感覚)
この6つの「感」になります。
まず大切な事は、自己分析をし、今の自分の状態を知る事が大切な事柄になります。
今の自分の状態を知り、
そこからどうしていくのかが大切な事なので、まず始めに自己肯定感チェックをしました。
12個の質問の中から、〇と✕を記入し自分の今の自己肯定感を知るとこが出来ます。
〇の数が多い方が、自己肯定感が低い状態になっているという事になります。
さらに項目ごとに、自分が6つの感の中でどの部分が低い状態が分かるものになります。
皆様からは、「以前の自分より高くなった。」「ここに来た当初より高くなった。」「自分は自己肯定感が低いんだな。」などのお声を聞かせていただきました。
その次は自分の今の状態を紙に書き出す時間にさせていただきました。
紙に書き出す作業というのは、今の自分の状態を知り、
見つめ直すことが出来る。
振り返った時に自分がどのような状態だったのか知る事でき、自己分析にも繋がっていきます。
「自己肯定感」でまず一番大切な事は自分を褒める事。
自分を認める事。
どんな自分でも受け容れる事。がとても大切な事になります。
自己肯定感が低くなる要因は沢山ありますが、一つの要因では幼少期から褒められる習慣がなく、人に認められる習慣が育っていないと自己評価が過度に低く、自己肯定感が低い要因に繋がります。
ですから、今からでも褒める習慣、認める習慣というものが影響し、少しづつでも変化していくものになります。
自分自身、どんな自分、ダメな自分でもまず認める、受け容れる事から始めて見ると良いと思います。
また小さな出来事の出来た。という感覚を積み重ねる事もとても大切な事になります。
自己肯定感は今からでも高める事が出来るものですから、出来る事から取り組んでみると良いと思います。
また、自己肯定感はとても奥深いものになり、実は「高すぎても良くない」ものなのです・・・
なぜかと言うと、自己肯定感が高すぎると自分を過大評価してしまい、謙虚を忘れ自己中心的になってしまい、自分を客観視できなくなる状態になってしまう傾向があるからです。
そのことから高過ぎず、低過ぎずが理想の形かもしれません・・・。
私自身は、自己肯定感が低い状態ですので、自分自身も高めるトレーニングを実践していきたいなと思っております。(^^)!
まずは出来る事から始めて見ようと思います。
それではまた(^^)
職員 杉本