今回のプログラムでは、就労に焦点をあてて、プログラムを組み込みました。

当施設の利用者の中には、仕事をしながら通所している人、仕事を休職、退職して通所している人、通所の仕方はいろいろです。

仕事をしている人は、期間が満了したらそのまま仕事に戻るわけですが、仕事を退職して通所している利用者様は、

ライフトレーニングを終了後の生活をどう過ごすかとても不安だという声を聞きます。

勿論、ライフトレーニングを終了する前には、どんな生活を送りたいか話し合いをします。

ほとんどの利用者様が、仕事がしたいとおっしゃいます。

しかし、しばらく仕事から離れていると不安を感じているとの声を多く聞かれます。

依存症の方は、能力はあっても、人とのコミュニケーションの取り方やストレスの解消法など、上手くできない人が多いように思います。

そこで、今回は働く為の目的を考え、働くために必要なスキルについて学び、仕事に対するイメージをもってもらう為に

このプログラムを設定したわけです。

また、

一般就労、一般就労（障がい者枠）、福祉的就労いろんな就労先の特徴や、働く上でのメリット・デメリットも

学ぶことが出来ました。

いろんなことを理解して仕事に就くか就かないかでは大きな違いがあります。

どのような仕事を選択するか、選択肢はいろいろです。

利用者様の未来について、なにかヒントになったらうれしいです。

職員　中山