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依存症に対する偏見や誤解 2021.06.17

私がライフトレーニングの職員として採用して頂いてから、早一年が経ちました。

 

一年経って今一番に思うことは、依存症という病気に対しての偏見や誤解が大きいということのような気がします。

自分が依存症の回復施設に勤めているとまわりの人に話すと、だいたいの人は「暴れたりする人とかいないの?怖くないの?」といったことを聞かれます。

 

ですが、私が一年ライフトレーニングで出会ってきた依存症の人達は、私と何ら変わりない人達で、むしろものすごい集中力の方や多才な方などたくさんいらっしゃるように思います。

 

何か生きづらさを感じて、それを解消するツールが依存につながってしまっただけで、誰しもがなりうる病気だということがわかりました。

 

依存症という病気の偏見や誤解をなくすのは、とても大変なことだと思っていますが、そのような偏見や誤解が少しでもなくなるよう、自分たちも働きかけたいと思っております。

 

 

ライフトレーニングでは先日小グループミーティングを行いました。

テーマは「依存症に対してまわりに理解してもらう方法」という、利用者様から出たテーマを元にグループに分かれて話し合いをしていただきました。

私が上に書かせてもらった内容と似たようなテーマで、つい私も熱く語りすぎてしまいました。反省です…。

 

 

午後は2つのクラスに分かれ、1つのクラスでは創作活動でミサンガ作りを行っていました。皆さま思い思いの色を選んで一生懸命編んでいらっしゃいました。

職員 石垣